最上川中部水道企業団
お客様へ事業者の方へ水道事業の紹介

企業団の災害対策

 最上川中部水道企業団では、給水区域内にある主要な配水池(2箇所)に緊急遮断弁※を設けており、大きな地震が発生した場合でも、約5,800㎥の飲料水を確保できるよう努めております。この量は、1人一日あたり3ℓで計算すると、企業団給水人口約2.5万人の78日分に相当します。

※緊急遮断弁:
震度5以上の地震が発生し、配水管の破損により多量の水道水の流出を検知した場合に自動的に作動する。これにより、配水池内の水道水が確保される。

●応急給水となった場合●

 中山町・山辺町からの要請により下記にて拠点給水を行います。ご自身で持ち運び可能な容器をご持参の上、お越しください。

<中山町>

開設の
優先順位
施 設 名 住 所
中山町総合体育館 中山町いずみ2
中山中学校 中山町大字長崎4880
長崎小学校 中山町大字長崎1092
豊田小学校 中山町大字土橋645
中山町中央公民館 中山町大字長崎6010

<山辺町>

開設の
優先順位
施 設 名 住 所
山辺町町民総合体育館 山辺町緑ヶ丘1

山辺町中央公民館 山辺町大字山辺1
旧大寺小学校 山辺町大字大寺1150

※山形市の大曽根・村木沢地区のお客様は山形市上下水道部のホームページをご確認ください。



1人1人が災害に備えよう!

企業団での備えがあるとはいえ、
大規模災害が発生すると、
水道水の出が悪くなったり、断水の可能性があります。

しかし、
給水車での給水には限界があり、
水道施設や水道管の復旧工事も時間がかかります。

よって、
「いざ」という時のために準備をお願いします!

1「1人1日3ℓ×3日分」の飲料水の準備
 人が生命を維持するために必要な水の量は1日3ℓといわれています。国は災害に対する水の備えとして3日分の備蓄を推奨しています。

正しい水のくみ置き方法

●清潔でふたのできる容器に口元いっぱいに水を入れます(満水状態)
●煮沸や浄水器を使用せず、そのままの水道水を入れてください
●直射日光の当たらない所で保管してください
●3日を目安に使い切りましょう(塩素の効果は約3日間のため)
●古くなった水は洗濯や掃除に使いましょう

2 お風呂の浴槽等に水を溜めておく
 トイレを流す際や、掃除、洗濯などの生活用水として利用できます。

3 応急給水を受けるための容器の準備
 給水所で給水を受ける際の容器を備えておきましょう。災害時は徒歩で運ぶことも想定されます。容量10ℓ以下の、無理なく運搬できる容器を選びましょう。

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